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2022.10.31
お知らせ

人にもペットにも優しいフードが誕生

言わずと知れたラーメンの名店「塩そばまえだ」と「maison de chloe」によるコラボフードが注目されている。

本来であれば捨てられるはずの「塩そば まえだ」のだしがらをで活かした「maison de Chloe」。

言わずと知れたラーメンの名店「塩そばまえだ」と「maison de chloe」によるコラボフードが注目されている。その誕生秘話を伺った。

 

<栗原佑哉さん>
「maison de chloe」代表取締役。安芸高田市にある「ばぁばの蔵かふぇ」「たまくらキャンプ場 ばぁばの森」などのプロデュースも行っている。

 

<前田晋吾さん>
2016年オープンの「塩そばまえだ」。ラーメン好きなら知らぬ者はいない名店で、定番の塩そばの他、テイクアウト商品も人気。「ばぁばの蔵かふぇ」とのコラボも実施。

 

こだわり食材を無駄なく美味しくアップサイクル

廿日市市でチワワ専門ブリーダー、トリミングサロンを営んでいる「 maison de Chloe 」。完全予約制のプライベートサロンも併設しており、確かなトリミング技術とわんちゃんとしっかり向き合った愛情深い対応でリピーターも多いの人気サロン。maison de Chloeの代表を務める栗原祐哉さんはこの他に、人にもペットにも優しいフードの開発を手がけており、注目を集めている。

 

フード開発のきっかけは食品ロスの思いから

フードの開発のきっかけは、栗原さんが以前から個人的に大ファンであったという三原市にある「塩そば まえだ」の店主 前田晋吾さんと、スタッフさんとの何気ない会話からだった。サラリーマンから心機一転、ラーメン好きが高じてお店を開きたいと思い立った前田さん。大阪で修行後、2016年に「塩そば まえだ」をオープンさせた。開店当初は豚骨、鶏ガラ、野菜、乾物などでスープを作っていたが、シンプルであっさりとしたラーメンを目指し、試行錯誤の末に現在の鰹節、乾燥椎茸、イリコ、真昆布の4つをブレンドしたスープを完成させた。毎日大量に消費する鰹節、乾燥椎茸、イリコ、真昆布をそのまま破棄するのはもったいなく感じていた前田さんは、実家が農家であるというスタッフに農場の動物達や自宅のわんちゃんにと、食材をお裾分けしていたという。その話を聞き、ぜひ、活用したい!と商品開発に乗り出した栗原さん。「塩そば まえださんの食材は国産、無添加で捨てるのはもったいないと感じました。人が食べてもペットが食べても美味しいくて安心なものを作りたいと様々なフード作りにチャレンジしました」と語る栗原さん。

 

動き出した人にもペットにも優しいフード開発

妻の栗原寛美さんとアイディアを出し合い完成したのが『塩そばまえださんちのふりかけ(550円)』。鰹とイリコを粉末にし、普段のフードにも振りかけて気軽に食べれる商品だ。大型犬用に粗挽きタイプもあり、どんな犬種にも対応している。「わんちゃんは人間の約10倍のカルシウムを必要とするという報告もあり、わんちゃんにとってとても重要な栄養素です。〝カルシウム〟が豊富ないりこは歯や骨の成形に大事なだけでなく、神経や筋肉の活動を円滑に進むようにサポートしてくれます。かつおに多く含まれる〝ビタミン12〟神経機能、睡眠リズムを正常化してくれたり、貧血を予防してくれるなどメリットが盛りだくさんです」。この他にも、『わんこスープ(330円)』『チップス(550円)』など様々な形で商品を打ち出している。「今は、犬用のそばに挑戦しています。米粉で作るアレルギーにも対応したもので、まだ改良の余地がありますが、健康的で楽しい食事を提供するため、今後も開発に力を入れていきたいです」と栗原さん。商品の詳細や注文は下記のInstagramから確認を。

 

■maison de Chloe
広島県廿日市市前空3-1-12
完全予約制
DMから問い合わせを
Instagram【 maison_de_chloe

 

■塩そば まえだ
0123-45-6789
広島県三原市宮浦3-17-8
11:00〜15:30
土曜・日曜・祝日
Instagram【 shiosobamaeda